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エフピコの新規空売り

初めて化学男らしい銘柄選定になりました( ゚Д゚)
エフピコは食品トレー、総菜容器の最大手メーカーで、
同業他社のシーピー化成、中央化学を大差で引き離す、
時価総額2000億を超える大手企業です。

銘柄選定の理由は下記の通りです。

1. 中国PET樹脂のアンチダンピング

日本で使用されるA-PETの50-60%程度が中国品で、
昨年9月、日本メーカーからアンチダンピングの声が出始めました。
最近、某総合商社の役員が某〇省にヒアリングした結果、
アンチダンピングは認定される見込みで、
早ければ5月、遅くても7月には40%程度の輸入関税がかかるようです。

アジア圏のPET供給量は中国が圧倒的で、
中国産PETに輸入関税が課されると
国内で出回るPET価格は大幅に上昇すると思います。
エフピコはリサイクルPETを使用していますが、
バージン材の価格が上昇するとリサイクルPETの価格が
上昇するという流れは過去にもあったので今回も同様のことが起こると思います。

ちなみにPETはお刺身容器などレンジを使用しない容器のフタに使用されます。

2.PS原料の価格上昇(ポリスチレン)

URLにあるようにPSの価格が前月比で20%も上昇しています。
原価が20%上昇というのはかなりのインパクトだと思います。

しかもPSは容器の受け皿(PSP、発泡PS)や
レンジ用容器のフタ(OPS)に使用され、当社では最も大量に使用する原料です。

4Q(3月のみ)と来期1Qに影響が出そうです。
※エフピコは最大手なので20%もの値上げは飲んでないと思います。

3.PPの価格上昇(ポリプロピレン)

日本ポリプロを筆頭に10%から15%程度値上げを打ち出しています。
4Qの影響は軽微で来期1Qから影響が出そうです。

PPは油や酸を含む食材が使用されるレンジ対応容器で使用されます。

以上の理由からエフピコを空売りしてみました。

2014年に大幅減益になっているのは原価上昇が理由でしたし、
今回もしんどいかなと思います。




今回、空売りをしたのはヘッジの意味合いが大きいのですが、
エフピコの財務や成長性を考えるとバリュエーションが高いですし、
カタリストもあるのでエッジは効いてるかなぁと思います。

東洋製缶(調味料容器製造)も考えたのですがPBRが低すぎるんですよね。
中央化学みたいな〇〇企業が貸借銘柄だったらベストなんですが。

投資はプラスサムゲームだと思っているので、
優良企業のエフピコを空売りするのは抵抗がありますが、
何事も経験だと思って、逆指値だけ指しといて、
できるだけ我慢してポジションを持ちたいと思います( ゚Д゚)

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プロフィール

化学男

Author:化学男
某化学企業勤務のアラサー男子です。
バリュー投資で45歳までに資産一億円を目指します!

メインの投資手法は
本質的価値より過小評価されていて、
半年以内に明らかとなる触媒があり、
「過小評価 → フェアバリュー」という形で水準訂正を狙う手法です。
MUSTではないですがPBR:1倍以下の株を好みます。

パフォーマンス
2016年(5/1~12/31) +52.9%
2017年(8/31時点) +41.4% 

リンクフリーです( ゚Д゚)
Twitter: @Investment_kabu

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