記事一覧

久世のIRへ問い合わせ

久世のIRにしていた質問に回答があったので載せておきます。

①為替変動について
1.キスコフーズインターナショナルリミテッドをはじめ、
  食材製造事業には円高の好影響があるのではないかと感じます。
  実際に昨年の第1四半期の食材製造事業の営業利益が57.8%増加しておりますが、
  為替の影響が大きいという理解でよろしいでしょうか?
  それとも販売価格の値上げや決算短信に記載されている、
  生産性の向上が利益上昇に効いているのでしょうか?

(回答)
為替の影響はあります。
その他に燃料価格の下落、生産性向上、牛肉価格の値下がり等が挙げられます。

(感想)
想定通り食品製造事業に関しては円高が効いているようですね。
また牛肉価格も1Qは前年同期比で10%以上下がっていたようですね。
主要原材料費が10%も下がった上に円高になってりゃ、
そりゃ利益上がりますわね( ゚Д゚)
2Qも引き続き同程度の利益率で進捗しそうです。
※製造原価の低下を販売価格へ転嫁してなければの話。



年月2015/012015/022015/032015/042015/052015/062015/072015/082015/092015/102015/112015/12
牛肉232.02209.88207.80214.43199.21195.05204.41212.00202.41184.55177.07167.11
年月2016/012016/022016/032016/042016/052016/062016/072016/082016/09
牛肉159.07171.31176.20176.90179.45181.45187.74185.61182.89

2.顧客との取引は月決め、四半期、半期、年間契約の形で決められていて、
  急激な為替の変動が起こった場合には長期の契約になるほど販売価格に転嫁されず、
  為替要因が良くも悪くも利益面に影響を与えるだろうと推測しますが、相違ないでしょうか?

(回答)
為替変動等による仕入れ価格の上昇は、
その都度販売価格に転嫁することを基本としています。
ただし、ユーザーとの価格交渉は必要となります。

(感想)
仕入れ価格が変動次第、販売価格に転嫁する方針とは意外でした。
飲食店としては製造原価率がちょこちょこ変わることになるので。
以前、物語コーポのIRに肉の仕入れ価格は年間契約で固定価格になっていると聞きましたが、
そういうやり方の方が少数派ということでしょうか。

販売価格への転嫁が早いのであれば、
為替や食品の価格変動は大きな要因では無いようですね。
まぁ交渉ありき、とのことなので営業の頑張り次第ですが。

3.輸入品の商流に関して
  海外製造社と貴社の間に販売会社等がおり、
  為替リスクはその販売会社が請け負う形で、
  貴社は為替リスクを請け負っていないのでしょうか?

(回答)
上記の通りです。

(感想)
近年の大きな為替変動の中、
為替差益(損)などが大きく出ていないので想定通りの回答です。

4.貴社の売上高の中でおおまかに輸入品の割合はどの程度でしょうか

(回答)
農産加工品では、原料は海外産で加工は日本というものも多くあります。
前述のように仕入価格変動は売価に反映させることを基本としておりますので、
国産と輸入の比率はあまり気にしておりません。
むしろ、メーカーが円高による差益を当社への納入価格に反映させているか否かを注視しています。

(感想)
そりゃそうかという回答。
質問が悪いですがプラスαで情報を出してくれてますね。IRの方に感謝です。
詰まるところ、為替等の価格変動要因が仕入れ価格に転嫁されているかを注視し、
また販売する際には仕入れ価格の変動を都度、販売価格に転嫁する事で、
仕入れ価格の変動を業績(利益)の上下要因にしないように、という意思を強く感じます。
まぁそれでも値上げ交渉は難しいタスクですから円高に越したことはなさそうですが。

ブリッジサロンのレポートは年に4回から2回に変更になりましたでしょうか?
 社長の説明会は11月に予定されておりませんか?

(回答)
ブリッジレポートは今年度より年2回(中間・本決算)となりました。
個人投資家向けのIRセミナーは次回12/3(土)ブリッジサロンを予定しております。

(感想)
外部レポートが四半期毎で出されるのは過剰だと思っていたのでこの変更はmuch betterです。
IRセミナーは東京で開かれるなら参加します( ゚Д゚)

③配当は10年以上前から12円で固定されておりますが、
 株主還元についてどのように考えておられますか?
 財務状況は実質無借金であり、増配を行う原資は十分あると思いますが、
 近い将来大きな投資を行う計画があるのでしょうか?

(回答)
昨年度は黒字転換を果たしましたが、しっかりした収益基盤を構築するには
ある程度時間が掛かるのではないかと考えております。
そのためには倉庫への投資、新たなビジネスモデル構築のための投資が必要です。
昨年度の配当性向が低かったのは承知しておりますが、
配当の見直しについては今少し時間を掛けて判断したいと思います

(感想)
1円でもいいので増配してくれれば投資家の印象って違うんですけどね。
10年以上増配なしって印象が悪いですもん(´・ω・`)
尚、四季報の今期の予想一株益:152.3円(一株配:12円)

④最後にお願いですが、第2四半期決算公表時には
 中間決算分においては上方修正があるものと推測致します。
 昨年の同時期の上方修正時には通期の業績の上方修正はお控えになられており、
 今期に関しては不透明の部分(豊洲移転など)があるとは思いますが、
 保守的な修正内容でも結構ですので必ず通期の業績も上方修正して頂きたく。

(回答)
当社営業成績は下期偏重型となっておりますのでので見通しづらい面がありますが、
出来るだけ実態に即したものとなるよう心掛けて参ります。

(感想)
「実態に即したものになるよう心掛ける」
これが聞けただけで一安心です。
昨年の第2四半期決算では
中間予想を大幅に超過していたにもかかわらず通期予想は据え置きで、
第3四半期決算では通期予想をも超過していたにもかかわらず、
またもや通期の上方修正が出されなかったため、
第4四半期決算では大きな費用が発生するのではないか、
と不安に思っていた株主も多く、株価上昇の妨げになったと思います。

今回当社に対してメールでの問い合わせをしたのは初めてだったのですが、(電話はあります)
回答が非常に丁寧で、しかも迅速に対応して頂けました。
不人気株ってIRが機能していないことが多いので、
今回の対応は正直意外でしたし、好感度がグッと上がりました( ゚Д゚)

スポンサードリンク



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサーリンク

プロフィール

化学男

Author:化学男
某化学企業勤務のアラサー男子です。
バリュー投資で45歳までに資産一億円を目指します!

メインの投資手法は
本質的価値より過小評価されていて、
半年以内に明らかとなる触媒があり、
「過小評価 → フェアバリュー」という形で水準訂正を狙う手法です。
MUSTではないですがPBR:1倍以下の株を好みます。

パフォーマンス
2016年(5/1~12/31) +52.9%
2017年(8/31時点) +41.4% 

リンクフリーです( ゚Д゚)
Twitter: @Investment_kabu

スポンサーリンク

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30