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ハーツユナイテッドグループの銘柄分析

ハーツユナイテッドグループ(HUG)を分析します。(3676)

HUGは決算ダービーでさっかく氏が選定した銘柄で本日寄付でINしました。
IT保守のようなストックビジネスを持たないIT株は投資対象にしたくないのですが、
非常に期待できる銘柄なのでTRYしてみました。
グロース株は苦手なのですが、うまくやれるならセミリタイアまでの期間をグッと縮められると思います。

さて本題ですが、当社はIT業界の中でもデバッグのパイオニア企業です。
※デバッグとはゲームやアプリ、パチンコなどのITの不具合(バグ)を見つける作業のこと。

当社に投資した理由は3つあり、
「成長性の高さ」と「高利益率」、「成長業界でありブルーオーシャン」であることです。
順調にいけば最低でも年率20%のリターンが望め、
会社が先日更新した中期経営計画通りに進むなら、3年後には経常利益が2.4倍になります。

売上、利益を見ていきますが、共に強烈な右肩上がりです。
また増収しながらも販管費率は低下しており、
大がかりな設備投資を必要とせず成長できるビジネスであることがわかります。非常に魅力的です。
2015年はM&Aの影響による販管費増で減益ですが、それも一時的なものなので問題ないですね。




次に時系列的に割安度を示すグラフを見ます。
PER15倍は買いのようですね。
足元はPER20倍なので私のような逆張りを好む投資家としてはやや抵抗のあるINのタイミングになってしまいました。


<定性的観点>
①成長ストーリーはあるか?
会社・業界の認知度向上が成長につながるストーリー。
業界自体が成長マーケットのため、シェア1位の企業としてマーケットの成長と共に成長し、
ブルーオーシャンの中で当面は同業他社との利益の削りあいもなさそうです。

②成長余地はあるか?
デバッグ業界はまだ認知度が低いようです。
またHUG曰くデバッグという作業は日本人の気質と合っているらしく、
当社の技術は海外からも評価が高いのでグローバルに市場は広がっていると考えられます。

③不況耐性があるか?

デバッグ自体は不可欠なものなので大きな影響はないように思います。
逆に不況によるゲーム会社のリストラでデバッグを外注に変える企業が出てくることも考えられ、
当社にとってビジネスチャンスとなるかもしれません。

④ビジネスの堀は深いか?
ある程度経験のあるIT企業なら追従できそうです。
実際ネット監視をメインにしているイーガーディアンも2014年に参入してます。
HUGが大幅増収しながらも営業利益率15%と大儲けしている市場なので、
その他企業の追従が今後も出てくると思います。

⑤株価上昇の触媒はあるか?
人工知能、VR,フィンテックなどテーマが多いです。
またM&Aにも意欲があり期待できます。

<定量的観点>
⑥PERは適正以下か?(成長率15%の場合、PERの適正水準は15倍が目安)
PER:19.9倍

成長を考えるとPER20倍は割安かと。

⑦PBRは2倍以下か?
8.99倍

IT企業の場合、資産は人材なのでPBRは考慮しません。

⑧CFはどうか?(PCFRとフリーCF倍率を確認)
営業CFは毎年プラスです。
フリーCFも問題なくM&Aに期待できそうです。

※Jan.になっていますが、Mar.です。

⑨有利子負債が純利益の5倍までか?
有利子負債:14億
負債比率:38%

健全です。

⑩ROICは高い値を維持しているか、あるいは改善されているか?
9.9→15→23%

素晴らしいです。

<競争力調査(同業他社との相対評価)>
⑪売上成長率(5年CAGR)
当社:29.2%
イーガーディアン:12.2%
ポールトゥウィン:21.3%

⑫営業利益率(5年平均)
当社:14.8%
イーガーディアン :9.3%
ポールトゥウィン:15%

⑬販管費率(5年平均)
当社:17.4%
イーガーディアン :19%
ポールトゥウィン:19%

当社が頭一つ抜けてるようですね。
しかしポールトゥウィンはPER12倍、無借金経営と割安です。
M&AのIRが出れば株価は跳ねそうです。

<その他>
⑭リスク要因は?
業績が想定通り伸びない場合、期待値が高い分だけ下落幅は大きい。
さっかく氏の動向が株価に影響を与えるかも?
PS4(VR)の発売延期。
大手企業の業界参入による競争激化。
他は何があるでしょうか?

⑮配当や株主還元は?
配当利回り:0.69%
まぁ成長株ですから。

⑯まとめ

PERは高いですが、期待値以上の成長性があると思います。
販管費率が毎年改善されており、利益率向上も見込めそう。
またテーマ性もあり短期でも長期でも期待できると思います。

今回分析して分かったこと:
・正直この銘柄が各テーマにおいて本命の銘柄なのかわからなかった。
(テーマ性のある銘柄を追いかける手法は苦手)
・テーマ系の銘柄は「テーマの認識、本命企業の把握、注目される前に仕込む」を
早くやれる人が大きなリターンを得れるわけで、
パクリ投資をしている時点で自分は他の投資家より優位性を持てていない。

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プロフィール

化学男

Author:化学男
某化学企業勤務のアラサー男子です。
バリュー投資で45歳までに資産一億円を目指します!

メインの投資手法は
本質的価値より過小評価されていて、
半年以内に明らかとなる触媒があり、
「過小評価 → フェアバリュー」という形で水準訂正を狙う手法です。
MUSTではないですがPBR:1倍以下の株を好みます。

パフォーマンス
2016年(5/1~12/31) +52.9%
2017年(8/31時点) +41.4% 

リンクフリーです( ゚Д゚)
Twitter: @Investment_kabu

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