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新コスモス電機の分析

新コスモス電機

ガス警報器メーカー
家庭用は40%のシェア1位、 産業用は業界2位

投資のポイント
1. 安定収益: 99年から20年黒字
2. 高財務: ネットネット率:ほぼ100%
3. 成長性: 過去最高益を大幅更新へ

指標
PER:13.7
PBR:0.67

安定収益と高財務でディフェンスは鉄壁
これぞバリュー投資って銘柄ですね





1. 安定収益 99年から20年間黒字
20年間、営業益率5%以上維持。調べてないが20年前もたぶん黒字。
リーマンショック時も大きな影響はなく、鉄壁の黒字体質。
ガス警報器は安全性を担保するものであるため景況感の影響を受けにくい。
景況感を受けにくいマーケットで高いシェアを持っているため安定した収益を生んでいます。

家庭用ガス警報器はガス使用のマンションには必ず設置されてます。
5年間の有効期限があるため、5年毎に交換需要が必ず発生。
シェアはパナソニック、ホーチキを押さえて、No1で40%のマーケットを持っています。

写真はウチに付いてるガス警報器
有効期限5年で、2021年8月までと明記されています。
残念ながらパナソニック製


産業用ガス警報器はやや景況感を受けるBtoBのビジネス
石化工場や半導体工場がメインで病院やホテル、工事現場などでも使用されます。
ガス警報器が義務化されていることも多く、景況感は受けにくいですが、不景気になると製造業向けの販売が鈍ります。
販売後はメンテナンスが必須となり、産業用の売上と利益の25%がメンテナンス。
「フロー → ストックビジネス」の流れになります。


2. ネットネット率:ほぼ100%

流動資産:232億
有価証券:  33億

負債:88億

高換金性資産 - 負債=177億
時価総額:186億

参考
固定資産:92億(有価証券除く)

当社は製造業の割に固定資産が多くありません。
過去のCF(下図)を見ると15年と17年以外は事業で稼いだ資金だけで投資が賄えてます。
設備投資に多くの資金を必要とせず、赤字もないのでキャッシュは貯まる一方ですね。
※15年に新工場完工、17年に企業買収



3. 過去最高益を大幅更新へ

中計最終年度である来期の売上、営業益は上のグラフの通り過去最高を大幅に更新見込み

数字の根拠は新工場が軌道に乗ってきたことと、買収したフィガロ技研のシナジー効果がでること。
新工場は今まで減価償却費と人件費増が嵩み、減益要因になっていた
始動から2年経ち今期から来期にかけてやっと利益貢献できるフェーズになってきました。
買収したフィガロ技研は元々製造委託先であり、かつ競合でもあった会社。
生産、開発によるシナジー効果が大きいようです。
海外に強いフィガロの販路活用や共同調達による原価低減も期待できるように思います。

今期業績は順調
※1Qはフィガロ技研の業績寄与が丸々乗ってます


4. まとめ

目標株価は2019年5月までに+60%の2,380円(PBR1倍水準)
安定収益事業と高財務のためPBR1倍以上が適正評価だが低流動性のためバリュートラップになっている。
最高益の大幅更新がカタリストになることを期待。(株主還元施策は期待薄)
浮動株が4.3%なので動き出せば早いか。
ローリスク・ミドルリターンの銘柄選定になっていると思います。

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プロフィール

化学男

Author:化学男
某化学企業勤務のアラサー男子です。
バリュー投資で45歳までに資産一億円を目指します!

メインの投資手法は
本質的価値より過小評価されていて、
半年以内に明らかとなる触媒があり、
「過小評価 → フェアバリュー」という形で水準訂正を狙う手法です。
MUSTではないですがPBR:1倍以下の株を好みます。

パフォーマンス
2016年(5/1~12/31) +52.9%
2017年(11/30時点) +71.7% 

Twitter: @Investment_kabu

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