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ミスターマックスの分析②

分析記事の続きです。

2. 月次好調、 1Q好調

既存店売上が好調に推移しています。



1Qは既存店売上が前年比+2.5%と好調で営業利益が計画値を18.9%上回って着地しています。
上期は既存店売上が横ばいで計画されているため、既存店売上がプラスになった分だけ上振れ要因になります。2Qは家電の販売で繁忙期になるわけですが、既存店売上が+3.9%で推移しており、上期の営業利益は更なる上振れが期待できそうです。



3.低PSR企業の利益率改善

当社はPSR(売上÷時価総額)が0.16倍と非常に低いです。
売上が時価総額に対して非常に大きく、利益率が非常に低いことを意味します。

こういう会社の利益率が改善すると急激に業績が改善します。会社側が出した中期経営計画を見てもらえばわかりますが、0.5%の利益率が3.0%まで改善すると利益が6倍になります。そして当社は売上が時価総額に対して6倍くらい大きいわけですから、利益率の改善は時価総額に対しも大きな利益になります。

17年度の利益率詳細
売上を100として
原価:74.1%
販管費:24.1%
営業利益:1.8%

営業利益率の改善要因は主に下記2点。
1.販管費の削減と
2.既存店売上の上昇

販管費の削減は不振店の退店、光熱費の削減、オペレーション改革による人件費削減が効いており、既存店売上も好調のため利益率の改善は両面で効いていそうです。




4.リスク面

最後にリスク面について

① 借金が非常に多い

借入金が275億で純利益の10倍以上と莫大。しかしながらその内、敷金と保証金が110億で実質借入金は175億と言える。借入利率が0.6~0.7%で、この借入金の多さにしては非常に低利率。

② 値下げ戦略による原価上昇
500品目にて20%の値下げを行ったことで、月次売上が伸びているものの、どこまで売上総利益が上がっているか心配。


最後に目標株価ですが、2019年度末までに888円に設定します。
根拠は20年度の営業利益36億が達成されることを想定し、その営業利益の10倍の時価総額までは固いであろうという予想です。

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コメント

No title

丁寧なご説明ありがとうございます(写真まで)!今度九州に行く機会があれば寄ってみたいものです。ガイダンスに沿っての利益の改善は見込めそうですね。ただ、Discountショップ事業の業界としての不確かな将来性(衰退しているモデルなのでは)に基づいた倍率の低下、つまり利益の改善が将来的な倍率の低下によって相殺されるというリスクについて少し頭を悩ましている最中です。

初めまして!私も同じくミスターマックスのホルダーです。

PSR(売上÷時価総額)

と書いてありますが、(時価総額÷売上)の間違いでしょうか?

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プロフィール

化学男

Author:化学男
某化学企業勤務のアラサー男子です。
バリュー投資で45歳までに資産一億円を目指します!

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半年以内に明らかとなる触媒があり、
「過小評価 → フェアバリュー」という形で水準訂正を狙う手法です。
MUSTではないですがPBR:1倍以下の株を好みます。

パフォーマンス
2016年(5/1~12/31) +52.9%
2017年(10/31時点) +73.7% 

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