ミスターマックスの分析①
- 2017/10/01
- 02:15
ミスターマックスは九州を地盤とするdiscountショップで取扱品目は生鮮食品,
食料品、飲料、薬、日用品から家電、服、ホームセンターにあるようなもの、犬猫、ペットまで安く売っているお店です。
記事の最下部に実店舗に行って、写真を撮ってきたので、
お店の雰囲気を感じてもらえばよいかと思います。
今回の投資のポイントは3つです。
1.大赤字を契機に大復活、大躍進
2.月次好調、1Q好調
3.低PSR企業の利益率改善
1.大赤字を契機に大復活、大躍進
過去10年の売上、利益を見てみます。2008年から2014年まで低調な数字が続いており、2015年度は消費増税と冷夏の影響で大幅な赤字を出しました。
この赤字を契機に当社は大きく動きます。
不良在庫の減損、店舗の減損、不振店の閉店も決め、前倒しで退店費用を特損で出すなど溜まっていた膿を出し切ります。そして商品改革とオペレーション改革(詳細は中計に記載)を打ち出し、大赤字を出した年に、過去最高益を大幅に更新する大風呂敷を広げた中期経営計画を発表しました。
過去の数字を見ると20年度に営利36億という中計は夢物語のように思えますが、
上記に挙げた施策が功を奏して、
17年度は熊本地震があり2店舗が休業に追い込まれ、かつ11カ月間の変則決算でありながら、19億の営業利益を達成し、中計は非常に順調に進捗しています。
17年度は熊本地震があり2店舗が休業に追い込まれ、かつ11カ月間の変則決算でありながら、19億の営業利益を達成し、中計は非常に順調に進捗しています。
今期は中計通りの営利22億の予想を立てていますが、
昨年度時点でほぼ今期予想を前倒しで達成しているような状況なので、
今期は計画値の上振れが期待できそうで、最終年度の営利36億の達成も問題なさそうです。












スポンサードリンク